2010年11月1日月曜日

french libraryのこと

ネットとは恐ろしいもので、このブログを読んでいる人がいることがわかった。まあ、プロフィルも書いたので何かの言葉で検索すればヒットすることもあるのだろうし。そうなると、このブログの名前「French Library」のことをもう一度(始まる時にちょっとだけ説明したのだが)書かなくては、あるいは書いてみたいという気持ちになり・・・
フランス図書館、あるいはフランス語の図書館、いくつか訳せるが、ただし、この名前は図書館のことではなく、いつか構えてみたいと空想している古本カフェの名前である。看板は筆記体のネオン文字、フランス系の美術書や哲学書や詩集があって、そこでカフェやビール、ワインが飲める場所である。そうしたカフェがニューヨークにあったらと想像してフレンチ・ライブラリーとつけたのだった。パリにシェイクスピア書店というのがあるが、あれにカフェも付けたという感じを想像したのだ。そのパリの書店に入ったのは1回だけだけど、ほんとうはそんなに好きではない。何かもったいぶった雰囲気があるというか、パリで名店になってしまったせいか。
昔からカフェをやるのがひとつの夢だったが、怠け者のこともあって、実現にいたらず、ブログも簡単だし、バーチャルな古書カフェのイメージを密かに楽しもうかということで始めたのだ。古書店なのに、本のリストを載せないのは、これまた怠慢のせい。ただし、先月から京都のHanare Projectが運営するSocial kitchen(カフェ)の2階で、美術史の話しと美術書の古本を売るちょっとした「レクチャー&バザール」をし始めました。どちらかで検索してもらえばヒットするはず。月に1回。今月(11月)は20日の土曜日、19時から。レクチャーはぼく自身ちゃんとやらなくてはいけないと思っていた、美術の歴史の語り方についての歴史。偶然このブログを見て興味があったら来て下さい。数は多くないけどレアーな美術古書もあるんです。

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