2011年1月4日火曜日

謹賀新年


去年の12月はなんか忙しくて、ブログをひらく時間もなく年を越してしまった。この暮れの京都は大晦日に雪。その風景でつく法然院の除夜の鐘はなかなかの風情で、身についた1年の垢が落ちる感じがした。我が家の毎年の暮れの行事は大掃除。網戸、窓ガラス、掃除等々、軽いヘルニアをもつ腰にはけっこうつらいが、これをしないと正月が来ないという気持ちなので、3〜4日かけてしまう。加えて、下水管がつまったので、その掃除。大変だった。身体がぎしぎし、手のいたるところに傷。そんな身体で大晦日を迎え正月となる。あとはただ食って寝る。その間に年賀状を書き、新年会などもあって、お腹がずーっと満腹状態という、典型的な寝正月。そのうえ、この正月は韓流ドラマ「エデンの東」にはまってしまったので、さらに大変(大変というのは楽しいということも含んでいる)。韓流はとにかく長いので身体にくるのだ。眼のチカチカと睡眠時間。
そんなわけで三が日は終り、明後日は授業開始。1月はけっこう予定がつまっている。メディア芸術オープントークのために9日沖縄、10日京都。京都はマンガミュージアムで2時から。次の週の15、16は長谷川祐子さんのディレクションによる大学院授業の展覧会、ワークショップ。16日にオープニングを兼ねたショー。ゲストが最近話題のスプツニ子さん。楽しみだ。誰でも参加できるので来て下さい。場所は精華のギャラリー・フロール。それから期末試験や発表会、23日には金沢でオープントーク。このトークは、メディア芸術という領域、あるいはメディアとともある芸術(表現)って何だ、ってなことを考える対話会のようなものなので、けっこうレイドバック(死語かもしれない)な雰囲気です。興味ある人は参加してください。詳細はネットで検索して下さい。それから29日にはソーシャルキッチンで「美術史の美術史」をテーマにした3回目のレクチャー。美術関係の古書も超割安価格で販売します。
と、1月の告知版になってしまったが、このブログの情報性の薄さを考えると、これはぼく自身のためのメモかもしれないなとも思うけど、でも、こんな情報は日記なら書かないので、やっぱり誰かに向けて書いているんだとも思い、宛先は誰なのか、特定の宛先のないこうした文章の文体についても考える。ブログの文体についてはかなり面白い問題になると思っているが、今日は、脳と身体にたまり出した脂肪がじゃまして考えることがじゃまされている。明日あたりから脂肪をとっていかなくては。
このブログを見ていただいているみなさん、今年もよろしくお願いします。



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