2010年6月5日土曜日

D.D.の回復を祈る

昨日の日本戦でドログバが骨折してしまった。来週からのW杯でコートジボワールを応援するので、心配だ。ドログバのいないW杯は寂しい!エリクソンはトゥーリオを非難しなかったが、明らかに、強化試合の枠を超えたプレーだ。強化試合(親善試合)には一定のルールがある。本番の6〜7割の力でチームの戦略を確認、あるいは先への展開を自己確認する試合なのだ。そんな試合でお互いひどい怪我なんかさせるなんていうのは、シロウトである。ここにも日本代表のフォットボール基準の低さを感じる。今野へのタックルもひどかったけど、これはドログバのことでカッとさせてしまったことにも原因があるのだろうと思う。ともかく、手術をして、うまくいけば10日ほどで直るという外電(フランスのネットニュース)もあった。ドログバの回復、W杯への参加を祈るばかりだ。
役職の任期が終わるあたりから、飲み会が多くなっている。昨日は大学院の学生たちが「お疲れ会」を開いてくれた。ありがたいことだ。気持ちよい夜だった。時間がとれるようになって、W杯も落ち着いて見ることができる。ともかく、ワールドカップなのだ。
10年以上も前、フランスでのW杯(初参加の日本に感激した!以後、同じ感情をもつことはないのだが)のときにフランスで発行された雑誌の特集号を紹介しておこう。フットボールが世界の現実といかに深く関わっているかが理解できる雑誌である。フットボールとは単なるスポーツでも文化でもなく、世界の現実なのだということがわかるのだ。そこには今回のことでいえば「アフリカのフットボール」という興味深い記事もある。時間があったら、このブログでも紹介してみようと思う。とりあえず、その雑誌だけでも。
Football et passions politiques, Manière de voir 39(Le monde diplomatique), 1998, mai-juin.

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