2012年1月2日月曜日

謹賀新年


明けましておめでとうございます。
キリスト教国はクリスマスがメインなので、正月はほとんどなし。前日大晦日は朝までパーティー(若い人は)。それで新年は終り。拍子抜けするけど、こちらはこちら。ぼくもロンドン弾丸旅行で少々疲れ、31日の夜、友人宅でシャンパンを飲む頃には眠たい!となってしまった。パリに戻ったのが2時間前だったので仕方がない。とにかく、3日の20時間あまりの(乗り換えも含めてだけど)長旅のために体力を回復しておかないとと、正月は残り物を食べながら体力温存。ほんとの寝正月。
さて、前回書いたロンドンのナショナル・ギャラリーの「レオナルド展」(副題がミラノ宮廷の画家)。2つの「岩窟の聖母」を、それぞれどのように位置づけるかということの手法が、けっこう昔からの手口で、そのことが興味深かった。やっぱり、ルーヴルの「岩窟の聖母」だ。でも、この美意識は歴史的なものなのか?少し調べたい気もするが、今の所無理。それとは別に数時間散歩したロンドンの街がよかった。パリとまったく違って、何か、「これがブリティッシュか!」と初めて感じたのだった。もっともサウス・ケンジントンでの散歩のせいかもしれない。あるいは、ドーバー海峡を自動車を載せる収容所行き列車のような電車で通ってきたためか?バス、列車、トンネルと3重に密閉され、加えて、おそらく水圧もかかるドーバーの通り方は、ちょっと尋常ではない。35分と短いが、その嫌な感じをロンドンの朝は吹き飛ばしてくれたのだ。
ともかく、皆さんにとって幸せな年でありますように。

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